皆さんはいつも美味しいコーヒーを飲んでいますか？
COFFEE ROASTERY 101ではお客様に美味しいコーヒーを楽しんでいただくため、色々なことにチャレンジしています。サイフォンによるコーヒーの抽出方法を検証したり、コーヒー豆の焙煎プロファイルを構築したり日々進化させていますが、今回はコーヒーのカッピングのお話しです。先日、日本に入港したばかりのコーヒー豆をカッピングさせていただきましたので、簡単にまとめました。
| 1.概要 |
| 2.コーヒー豆のリスト |
| 3.コーヒー豆の価格帯 |
| 4.コーヒーカッピング評価 |
| 5.まとめ |
概要
COFFEE ROASTERY 101ではQ Arabica Grader（国際コーヒー鑑定士）を取得して以来、少しづつコーヒー豆の買い付け方法を見直しています。その中で色々な縁があり、今回は某業者様より日本へ入港したばかりのエルサルバドルで生産されたコーヒー豆を提供していただきましたので、カッピング会を開催することになりました。
COFFEE ROASTERY 101にてカッピング講座を受講済みの方で、良いコーヒー豆があれば購入したいという方のみ参加可能にしましたが、皆さんご参加いただきありがとうございました。
コーヒー豆のリスト
今回提供していただいたコーヒーサンプルはすべてエルサルバドルで生産されてトップスペシャルティコーヒーになります。
サンプル①El Salvador Finca Mileydi Pacamara FullWashed
サンプル②El Salvador Finca Mileydi Gaisha Natural
サンプル③El Salvador Finca Tres Pozos Gaisha Natural
サンプル④El Salvador Finca Tres Pozos Pacamara Natural
サンプル⑤El Salvador Finca Loma Pacha Washed
サンプル⑥El Salvador Finca Loma Pacha Natural
サンプル⑦El Salvador Finca Buena Esperanza Tekisic FullWashed
サンプル①②のFinca Mileydiは2019年、2020年、2021年、2023年にCOE（カップオブエクセレンス ）を受賞している農園で、特に2021年、2023年はCOE1位を獲得しています。
サンプル③④のFinca Tres Pozosは2021年、2022年にCOE（カップオブエクセレンス ）を受賞している農園です。
コーヒー豆の価格帯
具体的な価格は伏せさせていただきますが、トップスペシャルティコーヒーなだけあってそれなりに高価です。COFFEE ROASTERY 101の実店舗でデイリーに提供するには少しハードルは高いものの、去年はサンプル③El Salvador Finca Tres Pozos Gaisha Naturalを購入させていただき、すべて完売する程素晴らしいコーヒーでした。
コーヒーカッピング評価
今年も素晴らしいコーヒーばかりでした。今回は買い付けを目的としたカッピングのため、官能評価というよりは好みや既存銘柄とのバランスをみての評価になりますが、特に気に入ったコーヒーは2つ。
サンプル④El Salvador Finca Tres Pozos Pacamara Natural
サンプル⑥El Salvador Finca Loma Pacha Natural
サンプル④はベリー系のフレーバーが特徴でしたが、それよりも驚いたことはコーヒーの甘さです。コーヒーの液体が熱い状態でも他のサンプルに比べて甘さが際立っており、その甘さは余韻として長く続いた印象です。サンプル⑥もベリー系のフレーバーを感じましたが、ブルーベリーやワイン、コーヒーの液体が冷めると少しラム酒のようなニュアンスも感じることができました。
まとめ
今回はエルサルバドルで生産されたトップスペシャルティのコーヒーをカッピングさせていただきました。あくまでCOFFEE ROASTERY 101の主観になりますが、サンプル④とサンプル⑥はお客様にも是非飲んでいただきたいコーヒーだと思います。まだ2つのうちどちらを買い付けしようか迷いに迷っていますが、販売開始ができた際には是非一度お試しください。
COFFEE ROASTERY 101 コーヒーカッピング講座の詳細はこちら
COFFEE ROASTERY 101
CQI認定Q Arabica Grader
松本安弘
