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2023/12/08
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ブラジルで生産されているコーヒー豆の特徴

コーヒー豆は、赤道を挟んで北緯25度から南緯25度の間、約60カ国の比較的温暖な地域で生産されています。それでは世界各国で生産されているコーヒー豆は、生産国ごとにどのような特徴があるのでしょうか。今回はブラジルで生産されているコーヒー豆について解説していきます。

COFFEE ROASTERY 101が取り扱いしているブラジルのコーヒー豆もご紹介させていただきます。

【目次】
1.ブラジルで生産されているコーヒー豆の歴史
2.コーヒー豆の収穫方法
3.コーヒーの味や風味
4.COFFEE ROASTERY 101が取り扱いしているブラジルのコーヒー豆
5.まとめ

ブラジルで生産されているコーヒー豆の歴史

アメリカやヨーロッパでコーヒーの需要が増えるまでは、もともと国内消費のために生産されていましたが、ブラジルにおけるコーヒー豆の生産地域は世界のコーヒー需要とともに拡大していき、1820年には世界各国で生産されるコーヒー豆の20%を占めるようになりました。その後も生産量は増加を続け、1900年には24万人の人々がコーヒーに携わるようになりました。

今日では、世界各国で生産されるコーヒー豆の30%をブラジルが占めており、36万人の人々がコーヒーに携わっています。ブラジルはコーヒー豆の生産量にくわえ、輸出量も世界1位となります。

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コーヒー豆の収穫方法

ブラジルでは5月〜9月がコーヒーチェリーの収穫時期です。生産地の標高は400m〜1,600m、大規模な農園が多いことから、標高が低く比較的平坦な地域の農園では機械収穫(ストリップピック)が普及しています。

機械収穫は人件費を抑え効率よく一気に収穫することが可能ですが、コーヒーチェリーの熟度に関係なく、すべてのコーヒーチェリーをまとめてしごき取るため、熟度の不揃いは避けられません。そのため収穫の後、ウェットミル・ドライミルの工程で様々な道具を使用し、丹念に選別を行う必要があります。

一方、小規模農園や標高が高い地域、斜面がきつい場所などの機械収穫が困難な場所では人の手で一つひとつ収穫(手摘み)を行います。しっかりと完熟したコーヒーチェリーのみを丁寧に収穫することが可能ですが、まだ経験が浅い方への教育のほか、膨大な人件費と収穫に時間がかかってしまうデメリットもあります。

コーヒーの味や風味

ブラジルのコーヒーは比較的落ち着いた風味をもちます。スペシャルティコーヒーでも際立った明るいフルーツのようなフレーバーは珍しく、ウォールナットやアーモンド、チョコレートを思わせる落ち着いた風味が特徴です。コクもあり、ブレンドのベースとしてブラジルのコーヒーが使われることもよく見かけます。

COFFEE ROASTERY 101が取り扱いしているブラジルのコーヒー豆

【Brazil】Sao Paulo Mojiana Cachoeira No.2 Pulped Natural 【200g】

Flavor:Roasted almond,Chocolate

Roast level:City roast

のまとめ

今回はブラジルで生産されているコーヒー豆の特徴について解説させていただきました。

コーヒー豆の生産量、輸出量世界1位のブラジルでは大規模な農園が多く、機械収穫が普及していますが、機械収穫が困難な地域では人の手で収穫を行なっています。それぞれメリットとデメリットがありますが、徹底した管理により高品質なスペシャルティコーヒーは生産されています。

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松本安弘