いつもCOFFEE ROASTERY 101をご利用いただき、ありがとうございます。今回はコロンビアとイエメンのカッピング会を開催しました。ご参加いただいたロースター様、コーヒー豆を提供して下さった商社様、ありがとうございました。
本日はカッピング会の詳細を簡単に記事にしましたので、一読いただければと思います。
【目次】 |
1.スペシャルティコーヒー(コロンビア) |
2.スペシャルティコーヒー(イエメン) |
3カッピング会を終えて |
スペシャルティコーヒー(コロンビア)

昨年、初めてお取引を開始した商社様のニュークロップです。コーヒーサンプルは18検体とバリエーションが豊富。
去年はそのクオリティの高さに驚き、価格を見ずに2種類購入したことを思い出しました。そして今年のロットも同じくハイクオリティ。しかも18検体のほとんどが他と被らないキャラクターでユニークな印象。

去年カッピング会に参加して下さった方も今回リピートで参加して頂きました。一部のロースターの意見としては価格が高い、個性が強すぎて販売し切れるか不安という声もありましたが、好印象な方が多かったと思います。
確かに、デイリーで提供できるような価格帯ではなく、私の実店舗にご来店くださるお客様層を考えると手が出しにくい価格帯だなと感じました。(頭をよぎったのは一瞬で、その日のうちに気に入ったコーヒー豆は買い付けしましたけど)
スペシャルティコーヒー(イエメン)

コロンビアのカッピング会の翌週は、今年で3回目となるイエメンコーヒーのカッピング会を開催しました。
高級イエメンコーヒーを取り扱っているタレックさんが今年も直接当店へご来店くださいました。イエメンの現状や紛争について、カート(植物)のことやイエメンコーヒーなど様々なことを最初に説明していただき、その後9検体を一緒にカッピング。

去年は、日本国内に数十キロしかない高級ロットを購入しましたが、今年は去年とは違う農家さんが多数ありました。その中には昔ながらのイエメンらしさを追求したロットや中米でありそうなこれぞスペシャルティコーヒーといえるようなロットまで。
そして今回はCOFFEE ROASTERY 101のスタッフも初めてカッピングにチャレンジしました。自分でコーヒーを味見し、好みをメモ。何も教えていませんが何となく見よう見まねでやってましたね。
最後にどれが一番好みだったかと聞き、調べると一番高いコーヒー豆でした。(選んだコーヒーを買い付けるって言わなくてよかった)
そう、前の週に開催したコロンビアのコーヒー豆の2倍の価格なんです。(前向きに購入することを検討中)

そして最後はなぜか水でカッピング?
これは急遽始まったトレーニングです。基本的に当店のカッピング会はほとんどの方がカッピング講座を受講してくれた方なんです。私の性格的に良いのか悪いのか、余計なお世話なのか、ついつい知っている情報やコツを共有したくなるんです。
カッピング講座を受講したばかりの方へ15分だけスラーピングのやり方を説明する予定でしたが、結果的に約1時間ほどひたすら水で練習していました。ただコーヒーに興味があるだけの方も半強制的に。夜遅くまでありがとうございました。
またやりましょう。笑
カッピング会を終えて
今回はコロンビアとイエメンのカッピング会を開催しました。どれも素晴らしいコーヒーばかりでしたが、価格もそれなりに高く、大量には買い付けすることができませんでした。少量にはなりますが、入荷次第店頭やオンラインストアでコーヒー豆を購入できるようにする予定ですので、しばらくお待ちいただければと思います。
カッピングは元々私が商社様へコーヒーのサンプルを依頼し、私だけでカッピングを行なっていましたが、どうせなら、来れる人は来ればいい。その中で美味しいコーヒーが見つかれば直接購入すればいいという思いから始まりました。今では美味しいコーヒーを共有でき、いろいろな方との意見交換もできる場になりやってよかったなと思います。
もし、コーヒーのカッピングに興味がある方は、コーヒーカッピング講座の受講をご検討くださいませ。
ロースター様の他、一般のコーヒー好きな方までどなたでも受講可能です。
COFFEE ROASTERY 101
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松本安弘