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この度、ホンジュラス産のコーヒー豆を変更しましたのでご案内させていただきます。
| 【目次】 |
| 1.コーヒー豆の詳細 |
| 2.生産地について |
| 3.品質向上への取り組み |
| 4.カッピングコメント |
コーヒー豆の詳細
| 生産国:ホンジュラス |
| 生産地域:コマヤグア県サンセバスチャン地区 |
| 農園:エル・グアカモーレ農園 |
| 標高:1,750m |
| 品種:カトゥアイ |
| 生産処理:ハニー精製 |
| その他:マイクロロット |
生産地について
コマヤグア県南部のラパス県との県境に位置するサンセバスチャン地区にエル・グアカモーレ農園はあります。標高1,500m-1,700mと地理的に標高の高いエリアで、北東の谷あいからカリブ海系の暖気が吹き、山からの冷気が重なる土地は独自の微気候を持っています。そして、比較的雨量も多く寒暖のバランスに優れたエル・グアカモーレ農園は、夜間は15℃まで冷え込み、標高以上に寒暖差のある土地なのが特徴です。また、肥沃な土壌で砂状の石灰質土壌と粘土質な土壌が混ざり、根張が良く、保水性と水はけの良さがバランスよく両立しています。この地で生産されるコーヒーは、特にチェリーの熟れ方が理想的と言われており、じっくりと時間をかけて養分を貯め込み、均一に熟れる恵まれた土地です。
品質向上への取り組み
ハニープロセスにおいては、専用にビニルハウス型のアフリカンベッドを作っています。この中でミューシレージを剥がさない事と乾燥ムラに注意しながら攪拌を繰り返し乾燥を進めます。そして15日間かけてゆっくりと乾燥をさせ、水分活性値を整え長期的な品質維持に寄与しています。
また、肥料も5月7月9月に、既製の肥料を3回。そしてそのほか、カルシウム+鶏糞+牛糞+パルプで作った自家製の弱酸性肥料を8月に撒き、コストを掛け土壌の維持保全に努め、品質と収量の安定性に磨きをかけています。
カッピングコメント
今回のコーヒーはボディが濃厚でアフターテイストも長く感じます。酸質は明るく中煎りや中深煎りでも酸は綺麗に残る印象。ストーンフルーツやプルーンのようなフレーバーが特徴的で、甘さもしっかり感じられました。
是非一度お試しください。
COFFEE ROASTERY 101
CQI認定Q Arabica Grader
松本安弘