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2024/01/28
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コーヒー豆定期便2024年1月【詳細】

いつもCOFFEE ROASTERY 101をご利用いただきありがとうございます。

コーヒー豆定期便2024年1月の詳細をご案内いたします。

【目次】
1.コーヒー豆生産国のご紹介
2.ドイパンコン地区最高標高の農園
3.ケニアスタイルの精製方法
4.その他まとめ

コーヒー豆生産国のご紹介

生産国 タイ
生産地域 チェンライ県 ドイパンコン地区
農園主 Passakorn Yaesorkooさん
標高 1,450m
品種 カツアイ、ティピカ、チェンマイ、SJ133
乾燥方法 天日乾燥、アフリカンベッド
精製方法 カナルを利用したケニア式ウォッシュ

ドイパンコン地区最高標高の農園

今回の定期便のコーヒー豆は、パッサコーン氏が所有している農園で、ドイパンコン地区内で一番標高の高いエリアに位置しています。コーヒーチェリーは木陰の下でゆっくりと育つことで糖度が蓄えられていきます。

土壌は火山性土壌で非常に肥沃。好条件が整っているパッサコーン氏の農園はタイ国内でも最高品質のコーヒーチェリーが育つ土地と言われています。

また、パッサコーン氏の一家は先代からコーヒーの栽培を行っており、20年以上のキャリアを持っています。彼の父親に当たる先代は以前、トウモロコシやフルーツ、またアヘンの栽培を行っていましたが、政府主導のプロジェクトの後押しもありコーヒー栽培に転換しました。現在は豊かな自然を守りながら、コーヒーで未来を切り開く覚悟を持って、家族10人で約19,300坪のコーヒー農園を管理しています。

ケニアスタイルの精製方法

ケニアではカナルと呼ばれる水路を使って精製が行われています。パルピングされたパーチメントコーヒーはきれいな水が流れるカナルでしっかり撹拌することでクリーンカップが向上し、結果的にケニア独特のキレイな酸が生み出されます。

その後パーチメントは竹製のアフリカンベッドで約14日間、撹拌されながらゆっくりと乾燥。乾燥後は、ドライミルに運ばれ水分値を計測し、必要に応じてさらに乾燥を加え、基準値になったところで脱殻、そして袋詰めが行われます。こうして出来上がったコーヒー豆は、外層にコットンバッグ、中層に高密度のポリエチレンバッグ、さらにグレインプロでの密封をした3層構造でパッキングされ、輸送時の品質劣化が起こらないような工夫を施されて出荷されます。

その他まとめ

今回はケニアスタイルで精製されたタイのスペシャルティコーヒーを定期便としてお送りさせていただきました。

焙煎度合いはハイロースト(中煎り)で仕上げています。

美味しいコーヒーを淹れてゆっくりとした時間をお過ごしください。

 

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松本安弘