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2023/07/29
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コーヒー豆開封レビューを続けてきて思ったこと【なぜやらない?】

COFFEE ROASTERY 101では自家焙煎店のコーヒー豆を購入し、実際にコーヒー豆の開封レビューを忖度なしで重ねてきました。

今回はその結果をまとめましたので、ご紹介したいと思います。この内容は自家焙煎店やコーヒー豆を購入されるお客様に向けた内容になりますので、参考にして頂けたら幸いです。

【目次】
1.コーヒーを試飲して感じたこと
2.「なぜやらない?」と思ったこと
3.まとめ

コーヒーを試飲して感じたこと

これまで自家焙煎店のコーヒー豆を数多く購入し、実際に開封レビューをしてきました。コラムとして公開していないものも合わせると数十件になりますが、そこでCOFFEE ROASTERY 101が感じたことは、コーヒーを試飲した結果のレビューは非常に難しいということです。よくインターネットで調べると試飲レビューが出てきますが、その多くは良いことばかり書いてあります。

しかしCOFFEE ROASTERY 101が行ったコーヒーを試飲した結果のレビューは、決して良いことばかりではありませんでした。

【点数の目安】

80点〜100点:同じコーヒー豆をもう一度購入したい。誰かにプレゼントしたい。

60点〜79点:美味しいコーヒー。また同じコーヒー豆を購入するかも。

40点〜59点:美味しいコーヒーだったけど、次購入するなら違うコーヒーを試してみたい。

20点〜39点:また購入したいとは思わない。

0点〜19点:もう飲みたくない。飲みきれなかった。

上記のように大まかな点数基準をもうけて、スタッフ数名が何も知らされずコーヒーを試飲し、感じたことや点数評価をしてもらいましたが、結果はバラバラです。

人それぞれ好みも違えば感じ方も違うため仕方ありませんが、コーヒーを試飲した結果のレビューは本当に参考程度にしかならないことが分かりました。

ただし、スタッフ全員が高評価や低評価になった場合は、信頼性が高いといえそうです。

「なぜやらない?」と思ったこと

COFFEE ROASTERY 101では、コーヒーを試飲した結果のレビューと、もう1つ評価している項目があります。

それはCOFFEE ROASTERY 101の独自評価としていますが、簡単にいうと自家焙煎店がどれだけお客様のことを考えて親切に対応しているかの評価です。

生産国や生産地の情報、内容量や焙煎日や焙煎度合いの情報、賞味期限や保存方法や販売者情報、コーヒ豆袋の仕様や密閉状態など10項目を評価していますが、この項目は評価にバラつきは起きません。すべてできていれば100点、すべてできていなければ0点になります。

COFFEE ROASTERY 101はコーヒーが美味しい、美味しくないの前にこの独自評価を皆さんに知って頂きたいと考えています。

過去にコーヒー豆開封レビューを数十件行ってきましたが、100点評価は1つもありませんでした。誰でもできるようなことができていないのです。

生産国が書いていなかったり、内容量が書いていなかったり、賞味期限や販売者情報がなかったりと本当に適当もいいところです。コーヒー豆袋の仕様や密閉状態も「本当にこれで大丈夫?」と思うことが多々ありました。

そして何より、コーヒー豆の焙煎日がほとんどの自家焙煎店で明記していないことに驚きました。

まとめ

コーヒーの試飲による評価は、人それぞれ好みも違えば感じ方も違うため参考程度にしかならないことが分かりました。しかし、COFFEE ROASTERY 101の独自評価は、バラつくことなく評価することが可能です。

コーヒー豆の開封レビューで思ったことは、誰でもできるようなことができていない状態で販売している自家焙煎店が多すぎるということです。特にCOFFEE ROASTERY 101では、お客様に美味しいコーヒーを美味しい期間内に飲んでもらうために焙煎日が一番重要だと考えています。

賞味期限はあくまで開封していない状態で適切に保存されていた場合の目安日ですから、開封したら全く意味がないとことを今一度理解していただけると幸いです。

自家焙煎店で、いつ焙煎したか分からないようなコーヒー豆を購入することはあまりオススメしません。

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松本安弘