コーヒー関連に限らず、世の中に出まわる情報はあまりにも信用性、信頼性に欠けていると思ったことはありませんか?
騙されたことに気付くことができれば幸いですが、中には気付かない人たちも多くいると思います。そこで今回は皆さんが一度は体験したことがあるようなお話を紹介したいと思います。
【目次】 |
1.少しは疑おうよ! |
2.例①大海老フライ定食 |
3.例②コンビニ弁当 |
4.例③写真映えするパフェ |
5.まとめ |
少しは疑おうよ!
騙される人が多いから騙す人が増えます。詐欺師は基本的に表向きは良い人で、自分のために何でも笑顔でしてくれます。時には真剣な顔で向き合ってもくれます。思い返せば確かにそうだと思いませんか?
今の世の中、口コミやレビューも例外ではありません。オンラインショップで商品を購入したら、後からメールが届いた経験ありますよね?レビューを書いたら送料無料、星5つ付けたら次回使える割引クーポンなどなど。中にはレビューの内容まで指示される場合もあります。
今回はコーヒーに関連する例をあげませんが、コーヒー器具やコーヒー豆も同じだと私は思っています。
それでは実際に体験した例を3つ挙げますので、皆さんも色々な過去を思い返してくださいね。
例①大海老フライ定食
どこかで食べた大海老フライ定食。
メニューの写真には太くて大きな海老フライが5本にツヤツヤなご飯も大盛りです。いかにも美味しそうに見える写真で即注文。
しかし、実際には大きな海老フライが4本と普通盛り程度のご飯でした。そして食べてびっくり、見た目とはうらはらに着ぶくれした衣の中には、細い海老が隠れていました。これは大衣小海老フライ定食です。
最初の一口で海老にたどり着けなかった時は、騙されたといった感覚でした。ご飯も2日前に炊いたご飯?と言いたくなるようなツヤのないご飯。
このようなパターンはよくありますが、私はもう2度と行くことはありませんね。
例②コンビニ弁当
普段コンビニ弁当はあまり食べませんが、コンビニ弁当の底上げテクニックにはもうウンザリです。
電子レンジで温めて、さぁ食べようと箸ですくうと、2センチ下が弁当の底。ドーム型に盛り付けられたご飯の一番頂点に箸を入れても2センチ下が弁当の底です。全部食べると、底の形状が盛り上がっていて、いかにも多く見えるように底上げ成形されているではありませんか。
もうウンザリです。
最近のポテトチップスも最悪ですね。値上がりしつつ中身は激減。袋を開封すると、ポテトチップスの量は袋の半分以下です。
でも、たまに食べたくなるんですよね、不思議です。
例③写真映えするパフェ
インスタグラムで出てきたパフェ。投稿件数やフォロワーを増やすことに必死なインスタグラマー?の神経が私には分かりません。一部の方が新店オープンなどの目新しいお店に行っては写真や動画を挙げています。それもあり、結局お店側も味ではなく見た目で勝負しているところが多すぎます。お店側の戦略と言われればそれまでですが、コーンフレークで底上げして乾燥したパサパサのスポンジ、甘すぎる冷凍生クリーム、チョコレートソースをたくみに重ねて最後にクッキーをのせて出来上がりのパフェです。
甘すぎる冷凍生クリームを、これでもかと絞りまくったパフェ。
全員とは言いませんが、そういうインスタグラマーはこぞって「ボリューム満点で最高」「是非行ってみてね」「保存してね」「おすすめ」「美味しい」などと書いてます。
確かに見た目は大切だと思いますが、見た目以上に大切な物があると私は思いますね。
「本当に美味しくてオススメできるお店はどこですか?」と私は聞きたいです。
まとめ
今回はコーヒーに関係のないお話になってしまいましたが、同じような経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。人それぞれ求めるものが違うとは思いますが、改めて思い返し気付くきっかけになれば幸いです。
そして、コーヒーに関しても例外ではないことをお伝えしたいです。
美味しいコーヒーを求めるのであれば口コミやレビュー、SNSを信用しすぎるのではなく、実際に飲みに行ったりコーヒー豆を購入し自分なりに評価してみてはいかがでしょうか。
COFFEE ROASTERY 101では、常に美味しいコーヒーを求めて技術の向上に努めています。すべての方に美味しいと思っていただけなくても仕方ありませんが、高品質で鮮度の良いコーヒーを楽しんでいただくために、焙煎日の記入やパッケージの密閉など出来ることはこれからもやっていきます。
COFFEE ROASTERY 101
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松本安弘